著者谷津矢車 発行中央公論新社 発行年2019 上映時間 内容明治時代の音楽家・瀧廉太郎は姉の影響で幼いころから琴の音に親しみ、反対する父を説得して上野の東京音楽学校に進んだ。そこで個性的な教授陣や友人たちと出会い、切磋琢磨しながら音楽の腕前を競う。ドイツ留学の機会も与えられ、順風満帆と思われた廉太郎は、ある日体調の異変に気づく──。 西洋音楽が根づく以前の日本で、新しい音楽を模索する廉太郎の短い生涯をみずみずしく描く。【第66回青少年読書感想文全国コンクール課題図書】