タヌキのきょうしつ

著者山下明生 作、長谷川義史 絵
発行あかね書房
発行年2019
上映時間
内容広島に初めて小学校ができた頃、タヌキも夜の学校で一生懸命勉強をしていた。人間たちは見て見ないふりをするが、いつしかうわさは広がり、タヌキたちは、しかたなく校庭のクロガネモチの木の根元の洞穴で学ぶようになる。 時は過ぎ、戦争が始まり、タヌキの姿も見えなくなる。広島への原爆投下、そして復興を経て、タヌキの子どもたちが再び姿を見せた。ほのぼのとしたタヌキの姿から平和の尊さが伝わり、広島の歴史を見つめることができる。【第66回青少年読書感想文全国コンクール課題図書】