相模原事件とヘイトクライム/奪ってもいい命など存在しない— 優生思想の罠に囚われないために、今、私たちがなすべきこと

著者保坂展人
発行岩波書店
発行年2016
上映時間
内容2016年7月に起こった相模原事件は、重度の知的障害者が襲撃され、19名が亡くなるという戦後最悪の被害を出した。怒りと悲しみが渦巻くなかで、加害者の障害者抹殺論を肯定する声も聞かれている。日本社会に蔓延する差別意識が最も残酷な形で現れたのが相模原事件だったのではないか。事件の本質を探り、障害者差別の根を断つ方途を考える。